奈良県の令和6年度「サービス管理責任者等基礎研修」の講師をしてきました
ぷらいまりステップの香村です。
去年、奈良県のサービス管理責任者等基礎研修における「ファシリテーター」という役割を経験させていただきました。
なんと今年は講師の依頼を受け、サービス管理責任者等基礎研修の講師を務めてきました。
実は今年の6月頃、奈良県の障害福祉課の方から講師の依頼がありました。
その時は「私にできるんだろうか…」と悩み、怖気づきましたが、「せっかく私に声をかけてくださったのだから、経験として挑戦してみよう」と決心し、引き受けることにしました。
それからは初めてのことだらけで挑戦の日々でした。
まずは9月に、奈良県の職員さんや研修に関わる方たちと一緒に、埼玉県で実施された3日間にわたる国の研修を受講しました。
研修以前の話ですが、新幹線の切符を自分でとることや、現地集合、現地解散のため一人で遠方まで旅をすることも初めての体験でした。
朝から夕方まで3日間みっちりと、厚労省の偉い方の話を直接聞くこと、全国から集まった受講生と意見交換をすることなど、緊張の中にも学びや出会いがあったことは、私にとってかけがえのない貴重な経験となりました。
そして奈良に戻ってからは、研修資料の準備に追われていました。
第一段階として、ビデオ受講分のパワーポイントの資料を作成し、時間内で最大限自分の伝えたいことを詰め込み、ZOOM撮影をしました。
第二段階として、対面講義用の資料と台本作りのための打ち合わせや作業に時間を費やしました。
そして、11月20,21日、12月5,6日の4日間、90名ほどの受講生の前で緊張しながら講師として講義をしてきました。
普段はお子様の前で話したり、保護者様と話したり、保育士時代はもちろん運動会や生活発表会などで人前に立つ経験はしてきました。
ただ、約90人の大人の前で話をすることは初めての経験で、今までには感じたことのないような感覚を味わってきました。
最初は迷った研修講師でしたが、今回の依頼を受けたことで自分自身また新たな経験ができました。
「人前で話す」ということは「自分の思いをしっかりとまとめること」が必要なため、療育に対する自分の考えや、ぷらいまりステップの大切にしていきたい思いを再確認する時間をいただきました。
そして奈良県で児童の福祉分野に注力しておられる児童発達支援管理責任者の方々と連携できる関係を作ることができました。
国の研修に参加させていただいたことで、全国の熱い思いを持って福祉に携わっておられる方々と交流し親睦を深めることができ、新たな気づきや課題を見つけることもできました。
苦手なパソコン業務に向き合うことで、パワーポイントの資料作成や、ZOOM会議、撮影に今更ながら挑戦することができました。
この4か月、日々の業務と研修に関する取り組みで、常に頭をフル回転させ、毎日仕事の夢を見ていました(冗談ではなく本当に)が、本当に学びのある日々を過ごすことができました。
この経験を、ぷらいまりステップを利用してくださるお子様や保護者様に還元していけるように日々、コツコツと取り組んでいきます!
そして…
今回の「サービス管理責任者等基礎研修」を受講して、ぷらいまりステップからまた一人、新たに児童発達支援管理責任者の卵が誕生しました!
これから麻野先生にも個別支援計画の原案を立てたり、保護者様と計画に関するお話をさせていただきながら職場内研修をしていきます。
皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!