「お子様の様子の伝え方」についてスタッフと考えてみました

ぷらいまりステップ管理者の香村です。

当事業所では、ご利用していただいた日のお子様の記録を保護者様に見ていただけるよう「HUG成長療育システム」というシステムを導入しています。

事業所として療育の記録を残していくことは必須なのですが、その記録を保護者様に常に公開することは運営上の義務ではありません。

でも、私たちは保護者様に「お子様の様子をお伝えすること」をとても大切に考えています。

日常的には、保護者様がお迎えに来ていただいたときに、その日の療育を担当した指導員が直接、今日のお子様の様子を口頭でお伝えをしています。

そこにプラスして、その日の様子を指導員が記録として書き、児童発達支援管理責任者(香村)が確認してから保護者様に公開するという流れをとっています。

以前のブログにも書きましたが、私たちは「その子らしさが伝わる」ということが大切だと思っています。

それは毎回の記録も同じこと。

そこで、スタッフと記録の書き方について話し合いました。

いろいろな意見が出ましたが、その中でスタッフの思いの共通点として

「私たちがどのような思いで関わっているのかを伝えたい」

「お子様の成長を保護者様と共感したい」

「保護者様とお子様に関わる情報を共有したい」

という話がありました。

その結果、記録の書き方をもっとシンプルに、わかりやすく変えることにしました。

当事業所ではその日の療育内容の中で、お子様一人一人に「ねらい」を設定しています。

その「ねらい」を記録の中で保護者様にお伝えし、そのねらいに対してお子様の様子がどうだったのか?ということを記録に残すことにしました。

そうすることで、保護者様も「できる」「できない」という結果だけにとらわれずお子様の成長過程が見えやすくなったり、今の課題がどこにあるのかを意識しながらお子様に関わっていただくための材料になるのではないか、と考えて実践しています。

そして、ただ療育内容の記録するだけではなく、お子様の可愛らしい様子や微笑ましい姿など、「その子らしさ」という観点からスタッフが「書かずにはいられない」エピソードも記録しています(^^)

保護者様にはぜひ、毎回の記録を読んでいただき、お子様の「今」をスタッフと共有していただければ嬉しく思います。